白色申告の準備
経費の集計
経費とは、その収入を得るためにかかった費用のことです。収入金額から経費を引いたものが所得金額となります。
詳細はこちら→ やさしい必要経費の知識
白色申告でも5年間は関係書類をキチンと保存しておく必要があります。
確定申告時に提出するわけじゃないけど、計算するためにも必要なので、経費の証明となる書類はこの際全部揃えておきましょう。あとで税務調査があった際に困らないめにも。
詳細はこちら→ 白色申告者の記帳・記録保存制度
経費の証明となる書類というのは、よくいわれている「領収書」です。(解説本によると)手書きの領収書でなくても、「レシート」で十分のようです。
ネットで購入したものなどレシートがないものは「納品書」や「銀行の取引明細(通帳)」、「クレジットカードの利用明細」などで代用します。要するに、支払いがあった事実と金額、日付さえわかればなんでもいいんだと思います(たぶん)。
領収書は科目ごとに振り分けて集計します。管理人の場合は銀行振込みとクレジットカード払いが大半なので、科目ごとに書き出してエクセルで表にしました。科目ごとの合計額がわかればいいだけなので、もちろん手計算でもOKです。
以下、管理人が実際に経費として計上したものを例として挙げておきます。ただし、まだ税務署に認められたと決まったわけじゃないし、個々の状況によっても必ずしも認められるとは限らないことをご承知おきください。ご参考程度にどうぞ。
※確定申告書作成時には科目ごとの合計額を入力することになります(事業所得とする場合)。
| 科目 |
備考 |
| 減価償却費※ |
18万円で購入したパソコンを事業専用割合90%としました。 |
| 地代家賃 |
自宅兼オフィスなので家賃の50%としました。
自宅兼オフィス(間取り1K)なので家賃の40%としました。 |
| 水道光熱費 |
電気代は50%、ガス代と水道代は40%としました(かなり適当)。
電気代は40%、ガス代と水道代は0%としました。
※ガスと水道はアフィリとは無関係なので計上しないことにしました。 |
| 通信費 |
携帯電話と固定電話、プロバイダ代は事業専用割合からそれぞれ90%、レンタルサーバー代とドメイン取得・維持費用は100%としました。 |
| 広告宣伝費 |
他サイトへの広告出稿。 |
| 接待交際費 |
知人と情報交換のための会食。 |
| 消耗品費 |
インクカートリッジ、デジカメ関連用品、事務所の備品などの購入。 |
| 図書研究費 |
サイト作成の資料となる書籍や情報商材等の購入、有料メールマガジンの購読など。 |
| 支払手数料 |
広告宣伝費の振込み手数料とASPからの報酬の振込み手数料。
※FXの売買手数料はここではありません(雑所得とする場合)。 |
※詳細はこちら→ 減価償却のあらまし
管理人は計上しなかったけれど経費として認められる可能性があるもの
- 旅費交通費…電車代、バス代、タクシー代、宿泊代など。
- 支払保険料…火災保険や自動車保険など。
- 車両費…ガソリン代、高速代、駐車場代など。
- 取材費…航空券代、宿泊代、ツアー代、ビザ代、海外旅行保険など。
次年度の確定申告で苦労しないために、領収書やレシートは予め科目ごとに分けておくのが良いと思います。管理人の場合は科目ごとの封筒を作って、保存する段階で分類するようにしました。
※確定申告書作成時には雑所得に係る必要経費の合計額を入力することになるので、科目ごとに分ける必要はありません(雑所得とする場合)。
| 科目 |
備考 |
| 売買手数料 |
年末までに決済して確定した分のみ。 |
管理人は計上しなかったけれど必要経費として認められる可能性があるもの
- 減価償却費…取得費10万円以上のパソコンなど。
- 通信費…電話代、プロバイダ代、切手代。
- 消耗品費…筆記用具、インクカートリッジ、印刷用紙など10万円未満の物品の取得費。
- 図書研究費…専門誌や専門書籍。
- 会議費…セミナー参加代など。
- 旅行交通費…セミナー参加のための電車代など。
- 振込手数料…保証金の入金など。かからないケースがほとんどだけど。
※アフィリエイト(事業所得)に係る経費と同じ科目の経費をFX(雑所得)でも計上する場合、使用比率に応じて按分することになります。例えば、通信費についてアフィリエイト8割:FX2割など。管理人の場合はアフィリエイトの方でまとめて計上してしまったので、FXでの経費は売買手数料のみとしています。
FXの利益は「事業所得」になる?
税務署に問い合わせれば「雑所得!」と即答されるし、どのFX会社のサイトにも「雑所得」と書いてあるけど、それはサラリーマンなど一般的なケースを想定しています。
管理人もそれを鵜呑みにしてしまい確定申告書を提出してから気付いたんだけど、「事業所得」にするのもアリなんじゃないか?と、ふと疑問に思ったわけです。
そこで、税務署に再確認してみたところ「事業所得」とすることも可能とのことでした(取引規模や売買回数等によっては認められないケースもあるそうです)。
利益が出ている場合は最終的な納税額は変わらないからどちらでもいいけど、損失が出ている場合は他の事業所得との相殺も可能になるってことですね。
【追記】
「事業所得」に対しては、課税所得が290万円を超えてくると事業税(業種により3〜5%)がかかってきます。一方、雑所得に対しては、事業税は原則かかりません。
ということは・・・大きな利益が出た場合は、「事業所得」にすることでかえって損してしまうことになるのかも。。損失が出ていない限りは、やっぱり雑所得にしておくのが無難な気がします。
※事業税の管轄は都道府県なので所得税とは別物ですが、別途申告する必要はありません。(確定申告して)該当していれば、勝手に請求が来るそうです。
(収入がアフィリエイトとFXだけなら)経費の集計はこれで終わりです。
あと一息、うっかり忘れたら大損?控除の書類です!
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